多趣味の扉

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資格試験 宅地建物取引士 バブルの宴の後

受験生倍増

昔から一戸建てにこだわった。

だから、結婚したと同時に手に入れた。

もちろんまだ、20代だったから新築は

無理。中古住宅を探した。不動産屋に

2人で飛び込んだ。まさにあちらにして

みれば、鴨ネギ状態だ。若さ故の

怖いもの知らずである。

色々なところにつれ回され、最後は会社

缶づめにされて、契約を迫られたこと

あった。幸い知人の伝手で住宅は購入

できた。

 

 


そんなときに不動産の知識が必要だと

感じたので挑戦した。

半年、本と問題集で勉強して挑戦した

敗退。2年目は学校に通いたかったが

ローンで金がない。再度過去問を中心に

勉強。最後は資格学校主催の模試を

試した。ぎりぎりの感であった。

その年はバブルの絶頂期であった。

試験場は昨年と同じだったが、受験者

が異常に増えた。そのため、5人がけ

いすに5人が座った。主催者も予測

できなかったのだろう。ぎゅうぎゅう

詰めなのだ。

こうなると逆にカンニングなんて

できない。なんせ答えを書くために

ゆったり肘をはれない。

なんとか合格できたが、土地バブルは

こんなところにも影響していたのだ。