初めての挑戦
最初の国家試験はアマチュア無線技士。
高校生の時だ。約半世紀前の話
兄がいてアマチュア無線に興味があって
誘われた。地元のアマチュア無線の有志
が集まって講習会を開いてくれたのだ。
毎週2回、夜に2時間。1ヶ月間だった。
元々、文科系思考の私は理数科はだめ。
科学の記号や呼び名も頭に入らない。
講習会のメンバーは、もちろん全員年上
四苦八苦しながら勉強した。試験自体は
簡単な方なのだと思うが、受験後は
冷や冷やしながら結果を待っていた。
その頃は、電話級アマチュア無線技士。
現在は4級相当。携帯電話なんて無い。
無線と言ったら、子供のおもちゃの
トランシーバーしかない時代。
免許を取って、初めて九州や北海道の
の見知らぬ仲間と無線と繋がった時の
ふるえにもにた感動はいまでも鮮やかに
記憶している。
今も手元にある免許証は、学生服を着た
美少年!?が緊張した顔で写っている。