バック背負って40年超
今では、みんながバックを背負っている。
老いも若きも背中のバックは当たり前の
ようだ。しかし、1970年代は、ほとんど
背負う人がいなかった。
その頃、カルフォルニアでは流行していた
が、まだ日本には無かった。いわゆる
ディパックである。元々は、ハイキングや軽
登山の日帰り用だった。アメリカのシェラ
デザインなどが憧れだった。そのスタイルを
私はいち早く取り入れた
その頃日本製は無く、輸入品は高かった。
どうしてもほしくて個人輸入をして手に
入れた。それを背負って、大学に行くと
みんなに笑われた。どこの山に行くの。
これがカルフォルニアスタイルだい、
と堂々と学内を闊歩した。それから次第に
雑誌に取り上げられ、便利さも手伝って
若者から大人までみんなが背負うになった。
またそれに伴い、いろんなメーカーから
でるようになったのだ。今やビジネスマンも
ほとんど使っている。私もずいぶんいろんな
シーンで利用してきた。だから、現在も様々
なバックを持っている。カジュアルは3種類
登山用には4種類。会社用は2種類持って
いてその都度変えて楽しんでいる。そして
最初に日本に流行らせた一人としての自負
を背負って今日も歩いている。