多趣味の扉

好きなことを話そう

添乗員は本職ではなく天職である

ネタが50以上ある

旅行の添乗も趣味の一つである。

会社では、お客様の旅行企画がある。

そして、旅行会社の添乗員とは別に

社員が必ず同行する決まりがある。

お客様のお世話兼苦情係なのだ。

コロナ前は、毎年1回は必ずあった。

景気のいい頃には、海外もあった。

普通は行きたがらない。そりゃそうだ。

仕事以外で顧客に気を使わなければ

ならないからだ。

でも、私は違う。すくっと立候補する。

旅行の添乗15年連続という非公認の

ギネス記録保持者なのだ。

お陰で海外まで行くことができた

バスの中でも盛り上げるのが得意だ

下手なバスガイドよりも話の持ちネタ

がある。特に渋滞にはまったとき。

お客を白けさせてはいけない。

そのときどきに応じた10分から30分

位までのネタを披露して笑いを誘う。

宴会でも歌と手品を披露できる。

観光旅行であるから、当然観光地で

は企画があるが、私はその道中でも

企画をぶっ込む。クイズ問題も得意で

その賞品もお金で買えないモノにする。

たとえは、京都旅行では、各旅館の

名入りの箸や手ぬぐい(もちろん非売

品)最期の優勝者には、舞妓さんの

色紙(未だかつて出したことがない

旅行会社の強力なコネで頼み込んで

手に入れた。)を賞品にして大いに

盛り上がった。

最期、バスを降りるときには、何人も

のお客が私に感激の握手を求められた。

あらためて言おう。添乗員は天職である。

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