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資格試験 テラー3級 花園の試験会場

テラー3級試験とは

金融業界の窓口業務に関する業界内

資格試験のことである。

一番簡単な試験なので挑戦してみた

過去問を一通り目を通すとさほど

難しい内容はない、今は違っている

らしいが、実技もない。

1ヶ月ほど過去問と練習を繰り返して

本番の会場へ

東京国際大学での受験。ここもいつも

利用するところである。ローカルな駅

から少し歩く。

会場は、金融業界の別ジャンルの試験

も同時におこなっているので受験生は

多い。

教室を探して、テラー3級と示してある

張り紙の教室に入る。

その途端、ほぼ全員が私を見た。

睨まれているのだ。ちょっと引きつる

そう、全員がうら若き女性なのだ。

顔には『何しに来た』や『教室間違ってる』

という表情なのだ。

およそ50人ほど入る部屋には、女性ばかり

金融機関の窓口業務検定なのだから当然

女性中心と言おうか、女性のためのもの

の試験なのだ。でも男性が受験しては

いけないとはなっていない。

勇気を出して中に入り、席を探す。

香水や女性特有の香りで頭がクラク

する。ウロウロしていると、年配の女性

試験管が寄ってきた。そして、「ここは

テラー3級の試験会場ですよ。」と言う

私は、受験票を示して顔を見る。

『こいつ変なことしたら即退席』ってな

感じであった。

今日は、カンニング監視ではなくのぞき

監視に切り替えたなんて調子かも。

とにかく、四方八方20代後半の女性

に囲まれながら、普段では感じられない

独特のプレッシャーの中試験に臨んだ。

あんな”花園”のような試験会場は

後にも先にもなかった。

ちょっと嬉しかったけどね。

 

当時は国際商科といっていました