多趣味の扉

好きなことを話そう

読書 7月読んだ本 

7月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2589
ナイス数:110

蒼のファンファーレ蒼のファンファーレ感想
競馬の本といえば、『優駿』よかった。それに比べてはいけないが、今風の話題を入れて楽しく読めた。競馬界の色々を知ることができた。
読了日:07月31日 著者:古内 一絵
夜叉桜 (光文社時代小説文庫)夜叉桜 (光文社時代小説文庫)感想
相変わらず、小暮、伊佐治、遠野屋のやり取りが面白い。 連続殺人事件は、あの有名なアガサからのヒントか。 男の気持ちをよくわかっている作者が憎い。そして女の心情も。安心して読んでられる。
読了日:07月29日 著者:あさの あつこ
雨に消えた向日葵 (幻冬舎文庫)雨に消えた向日葵 (幻冬舎文庫)感想
とかく派手になりがちな、犯罪小説だが、これは地味だ。そしてなかな進展しない。しかし、実際にはこんな感じなのかもしれない。地名や道路状況などきっとかなり地道に取材をして小説にしたのだと感じた。終わり方も納得できた。
読了日:07月24日 著者:吉川 英梨
川のほとりに立つ者は川のほとりに立つ者は感想
謎解きのような展開で、進む、心情物語。人は、それぞれで、理解するのが難しいと言いたいのか。話の展開が遅くて、ちょっとすっきりしない。きっと評価が分かれると思う コロナ禍の小説は初めてだが、この物語に必要性はあるのか疑問。現実らしくするためなのか。発達障害や多様性がかえってわかりにくいものになっているのではないかと思う。
読了日:07月19日 著者:寺地 はるな
月の立つ林で (一般書)月の立つ林で (一般書)感想
みんな何かに悩みながら、そして繋がりながら生きている。 日常の営みの中から感謝の気持ちに気づく。染み渡るようなしずかな感動が包む
読了日:07月14日 著者:青山美智子
大名格差~江戸三百藩のリアル~大名格差~江戸三百藩のリアル~感想
なぜ松平姓が多いのか、また春嶽が幕末に影響力があったのかがよくわかった。格差をつけることで、幕藩体制を維持しまたそれによって崩壊していく様が、まさしくリアルに迫ってくる。それにしても、参勤交代や江戸城登城の実態は,面白い。
読了日:07月12日 著者:安藤優一郎
その日のまえに (文春文庫)その日のまえに (文春文庫)感想
私自身多くの肉親や親しい人の死に接してきた。それなりに生きる意味を考えた。だが、きれい事過ぎるような展開で残念ながら、涙はでなかった。人生の不条理に対してどう捉えるのか。私自身の残りの人生と生きてきた人生を考えた。 最愛の人たちに残す言葉は、「忘れていいよ」ではなく「ありがとう」だろう。
読了日:07月09日 著者:重松 清
東雲の途 (光文社時代小説文庫)東雲の途 (光文社時代小説文庫)感想
シリーズ4作目 今回は、木暮信次郎は、あまり登場せず、遠野屋の過去との物語、伊左治親分との生国への旅。珍しくスケールの大きな物語である。安心して、読める。そして悲しい話だが、なぜがほっとするのは、このシリーズのいいところである。
読了日:07月05日 著者:あさの あつこ
騎士団長殺し(新潮文庫) 全4冊セット騎士団長殺し(新潮文庫) 全4冊セット感想
恥ずかしながら村上春樹は、読んだことがなかった。なぜか、避けていた。そして、ひょんなことでこの本に出会った 最初は、展開が気になり、読み進めた。現実的な思考と非現実的な展開におもしろさを感じたところもあったが、どうも 性描写で違和感があり、とうとう『不思議な国のアリス』となってしまって興ざめした。 熱烈な愛読者には、申し訳ないが、最後までどうにか読むことができたが、もういいかという気持ちになった。 一冊読んだだけで、わかったようなことを言うなと思われるかもしれないが、本当にノーベル文学賞候補なの
読了日:07月05日 著者: 

読書メーター