11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2094
ナイス数:88
アナログの感想
下品で凡庸。本人と同じ面白くない漫才ネタのようだ。下品な会話。時代錯誤の背景。全くひねりのない中学生が書くようなストーリー。これが本として成立しているのに疑問。間違いなく今年読んだ本の中でワーストワンの本に決定。早く口直しにいい本を読まねば。
読了日:11月29日 著者:ビートたけし
ほろよい読書 (双葉文庫)の感想
酒にまつわる短編集、それぞれの作家の話であるが、どれもあんまり印象に残らない。お酒いえば、うすめの焼酎ロックという感じ。
読了日:11月26日 著者:織守 きょうや,坂井 希久子,額賀 澪,原田ひ香,柚木 麻子
地に巣くう (光文社時代小説文庫)の感想
弥勒シリーズは、安心して読める。読む本に迷った時には手に取っている。信次郎、伊佐治、遠野屋との掛け合いや微妙な心理のやり取りが相変わらず冴え渡る。ちょっと事件の間のエピソートが回りくどい点があるが、やっぱりいいね
読了日:11月23日 著者:あさの あつこ
著者の作品を初めて読んだ。なんだよ、愚痴ばあさんのたわごとを並べてるんだとの最初の印象から、だんだんと面白くなって、最後はホットして終わった。うまく乗せられた。ファンが多いのも納得できる。別の作品も読んでみようかなと思った。
読了日:11月16日 著者:内館 牧子
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)の感想
スパイものなので、もっとドギついシーンがあるのかとおもったら、意外にさらっと読めた。一話完結の短編であるので気負い無く読める。設定が面白い。戦前で、ガッツリ天皇制を切り捨てているところがいいのか、違和感なのか。
読了日:11月12日 著者:柳 広司
店長がバカすぎて (ハルキ文庫 は 15-1)の感想
実は私も本屋の店員になりたくて、某大手書店に会社訪問に行ったことがあった。その時の担当者は、開口一番、第二外国語は何ができますかとのこと。そして、書店員ではなく、入社したら洋書や専門書の営業であるといわれ、即やめた。やっぱり書店員さんも大変だね。ただ、作者は本屋大賞に色気があって、書店員の点数を稼ごうとこのテーマにしたのではと穿った見方をしてしまった。
読了日:11月09日 著者:早見 和真
天皇はなぜ紙幣に描かれないのか: 教科書が教えてくれない日本史の謎30の感想
心引かれるタイトルだけど、実際は埋もれた歴史を考察するものだった。小ネタをちりばめてそれなりに面白い。歴史は勝者のもの、学説は時代要請で作られる。だから、人物像や出来事も時代によって評価が違う。新たな発見もあって、昔教科書で習った歴史も今ではずいぶん違うようだ。
読了日:11月03日 著者:三上 喜孝
読書メーター