多趣味の扉

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読書 9月読んだ本 まとめ

9月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2841
ナイス数:60

神様の定食屋 (双葉文庫)神様の定食屋 (双葉文庫)感想
感動とのコメントが多かったので、楽しみにして読んだが、 なんと薄っぺらな物語、面白いでしょ、感動するでしょという文章。やっとのこと読み終わった。感動よりも作者を勘当したい
読了日:09月30日 著者:中村 颯希
最後に手にしたいもの (集英社文庫)最後に手にしたいもの (集英社文庫)感想
あの「横道世之介」や「悪人」を書いた作者のエッセイ。旅を中心に日常を描いている。しばらく前に「深夜特急」を読んだので比べてしまうとなんか物足りない。作家としての考えや捉え方が平凡なのでちょっとがっかり。まあ、軽い和菓子を食べたと思えば良いか。
読了日:09月27日 著者:吉田 修一
少年と犬 (文春文庫)少年と犬 (文春文庫)感想
これは、昔のテレビ海外ドラマ「名犬ロンドン」だと思った。旅するシェパートが、出会う人達を幸せにして去っていく。そのころ犬の海外ドラマは有名な「名犬ラッシー」や「名犬リンチンチン」などあった。その中でも人情ものである「名犬ロンドン」は大好きだった。若い著者は知らなかったのだろうけどそっくりである。こちらの方が、ちょっと悲しい物語となっている。元来「犬もの」が好きなので楽しめた。ちょっと、作者のバイオレンスものと違って違和感があったが、
読了日:09月27日 著者:馳 星周
橋下徹の研究橋下徹の研究感想
前から品のない言葉を使う男だと思っていた。それが、ウクライナに対する言動でこれはだめだと思った。なぜ、中国の喜ぶ様なことを言うのかが、よくわかった。これは、ハニートラップと金の両方に浸食されているな。同じ名前の橋本元総理ものせられた一人として有名だ。橋本の言動は、あの文化人面して、日本を貶めた大江健三郎と重なるところを感じた。このような売国奴を、マスコミは勘違いして(あるいは意図的に)その言動をタレ流している。 有名な靖国論争も整理していただいてよくわかった。 橋本に対する侮蔑の念がはっきりとした。
読了日:09月22日 著者:百田尚樹
夜叉萬同心 冬かげろう (光文社時代小説文庫)夜叉萬同心 冬かげろう (光文社時代小説文庫)感想
やー昭和の時代劇を見るような勧善懲悪いいねー。 やっぱり時代劇なら痛快なものでないと ヒーローはめちゃ強いのが最高。 真剣での立ち会いが、迫力がありどきどきした。 話の中の女剣士は、なぜか「どうする家康」でてきた お市の方を演じた北川景子が浮かんできてしまった。 よけいなことを考えずひたすら楽しむにはいい。
読了日:09月21日 著者:辻堂 魁
結婚詐欺師(下) (新潮文庫)結婚詐欺師(下) (新潮文庫)感想
いよいよ、犯人を追いつめる。主人公の心の葛藤とプロとしてのぎりぎりのせめぎ合い苦しくなるね。でも元恋人の彼女を落とす詐欺師の手口、女心をわかっていないとできない。結婚詐欺は、一番卑劣な犯罪だけどばれにくいし、なかなか有罪にできない。その罪の深さの割に刑が軽すぎる。 詐欺自体の刑も軽すぎると思う。 作者の別の作品も呼んでみたいと思った。
読了日:09月16日 著者:乃南 アサ
結婚詐欺師(上) (新潮文庫)結婚詐欺師(上) (新潮文庫)感想
初めての作家。読みやすくどんどん先が気になった。臨場感があり、それぞれの登場人物の心の動きが見事にはまっている。下巻が楽しみである。
読了日:09月15日 著者:乃南 アサ
亜玖夢博士の経済入門 (文春文庫)亜玖夢博士の経済入門 (文春文庫)感想
こんな経済学の解説の仕方もあるんだなと感心。ちょっとストーリーが安易で、飛びすぎるけど、なぜが途中で止めることができず読み終えた。がちがちの経済学よりずっとおもしろいか。
読了日:09月07日 著者:橘 玲
横道世之介 (文春文庫)横道世之介 (文春文庫)感想
学生時代の何気ない日常が、かけがえのないものだったことが後になってわかる。それぞれのキャラが面白かったが、皆さんの絶賛の声の割には、あまり刺さらなかった。時間軸が飛びすぎて、どうなのかな。
読了日:09月04日 著者:吉田 修一