多趣味の扉

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読書 1月読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1539
ナイス数:87

罪の境界罪の境界感想
事件を被害者側と加害者側からの視点を織り交ぜながら進むストーリー。まるで事実をルポしているような展開。思わずのめり込んだ。ラストで少し救われた。罪の境界この題名が素晴らしい。
読了日:01月31日 著者:薬丸 岳
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)感想
全く知らない世界を教えてくれるのも読書の醍醐味。手話にも3種類あるとか、聾者の子供でコーダの存在など。そしてミステリータッチで、ドキドキしながら読むことができた。個人的にも聾者の家に訪問することがあって、その家で、小学校の低学年の女の子が通訳してくれたのを思いだした。その複雑な心境もよく描かれている。読んで良かったと思える本
読了日:01月20日 著者:丸山 正樹
迷犬マジック (双葉文庫)迷犬マジック (双葉文庫)感想
特に柴犬が好きな私にとって穏やかに読めた。奇跡を起こす話はちょっとできすぎだけど、ほっとできるからいいね。それにしても表紙の犬は下手すぎでしょ。とても賢い犬には見えません。私が書いてあげたくなりました。
読了日:01月17日 著者:山本 甲士
悪い夏 (角川文庫)悪い夏 (角川文庫)感想
著者の話の力に挽きづられるように読んだ。展開は、悪い方しかすすまない。最後は、伏線を一気に集めて終了した。小説としてはすぐれているのかもしれないが、ハッキリ言って 嫌いだ。悪い夏というより悪い気持ちで終わった。
読了日:01月07日 著者:染井 為人
板上に咲く - MUNAKATA: Beyond Van Gogh板上に咲く - MUNAKATA: Beyond Van Gogh感想
棟方志功が作品を創っているビデオを見たことがあるが、本当に板の上に顔をつけて削っている姿は鬼気せまるものがあった。。まさしくこの本の、紙上に文字を刻むように訴えかける迫力に圧倒された
読了日:01月02日 著者:原田 マハ