本と映画の悩ましい問題
映画を見て本を読むか
読んでから映画を見るか
普通は、本が出版され
話題となって映画化される
だから、大抵は本→映画
だけど、この順番では、
ほとんどがっかりする
想像を膨らませて読む読書に
映像は追いつかない
でもこの映画は違った。
役所広司の演技が素晴らしい
原作をうまく脚本にしており
映像でも充分に見応えがある
味わいのある映画になっている
普通に生きることの難しさ
取り巻く人々の温かさ
見終わった後の切なさ
まさしく日本の映画である