多趣味の扉

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本 3月に読んだ本 

3月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2080
ナイス数:90

今月の1冊 


精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法感想
納得できるところがあったので、さっそくポジティブ日記や親切日記を始めた。確かに些細なことでも幸せな気分になるのは、本の通り。そして、親切をすることを見つけていることに気がついた。いわゆるハウツー本にある自慢話的な断定口調は少し鼻につくが、とりあえず実践あるのみだ。
読了日:03月27日 著者:樺沢紫苑
まいまいつぶろまいまいつぶろ感想
あの八代将軍吉宗の子が、不遇の生まれとは知らなかった。その後の九代将軍家重となれたのも忠義の大岡忠光がいたからであった。そして大岡越前との親者とは奇遇である。それぞれが運命に導かれ遇い、歴史が動いていく。将軍と通詞という間柄を超えた。熱い物語、涙無くしては語れない。
読了日:03月23日 著者:村木 嵐
深夜特急5 ー トルコ・ギリシャ・地中海〈文字拡大増補新版〉 (新潮文庫)深夜特急5 ー トルコ・ギリシャ・地中海〈文字拡大増補新版〉 (新潮文庫)感想
いよいよ、トルコから欧州へ。そろそろ旅の終わりを意識してきた。トルコでの宿泊地は、ブルーモスクの近く、私もトルコ旅行で訪れたことがある。だから、景色や匂い、人の応対なども懐かしく思いだした。そして、食べ物が抜群に美味しことも。著者やバックパッカー達に蓄積された疲労が、日本や故郷を懐かしくさせるのか。本を読んだ瞬間に涙がでるという体験。長く一人で旅しないとその境地はわから無いのだろう
読了日:03月18日 著者:沢木 耕太郎
八月の御所グラウンド八月の御所グラウンド感想
著者を知らずに読んだ。鴨川ホルモーに似ているなとおもったらその人だった。なんかピンとこない。青春小説はどストレートが好きなので感動しなかった。あとは、本人の想像に任せます的な終わり方。時には効果があるがこれは、どうかな。これで直木賞か。うーん。その点本屋大賞は、本好きが選んでいるからどれも外れが無い。ちょっとがっかり
読了日:03月17日 著者:万城目 学
真贋 (双葉文庫)真贋 (双葉文庫)感想
シリーズ2作目。今度は贋作に挑戦する。舎人という不思議な刑事がでてきて、面白い展開。犯人対刑事の職人対決となり、おや、本格推理に突入するかと思いきや、最後の最後はすり替えのテクニックを公開せず、うやむやになってしまった。期待した俺が悪いのか。全体的にはいいのだが、なんかそこの所なっとくできない。
読了日:03月12日 著者:今野 敏
イラク水滸伝イラク水滸伝感想
ぶっ飛びと言う言葉は、まさにこのことだ。文明の発祥の地のに広がる湿地帯アフワールを探求するこの一点で飛び出す著者の冒険心。そして、繰り広げられるイラクの異文化旅行記で、沢木が静なら彼は動である。その飽くなき探究心と行動力は舌まく。エピソードも豊富で、水牛から作ったゲーマルや鯉の円盤焼き食べてみたい。そして、行き当たりばったりのイラク人が、いとも簡単に船タラーデを作ってしまう。 こんな人達がいる国に行ってみたくなった。
読了日:03月05日 著者:高野 秀行