今月の1冊はちょっと軽いけど
『歴史漫才 ヒストリージャパン』歴史好きならもちろん
あんまり興味ない人もオーディブルなら最高
読んだ本の数:5
読んだページ数:1527
ナイス数:53
震える天秤 (角川文庫)の感想
著者の『悪い夏』『正義の申し子』を読んだが、この人ブレ方が面白い。でも引き込まれてしまう。今回はミステリー調一つ一つに手がかりから真実を導きだしてしまう。きっと才能があるのだろう。次はどの作品を読もうか楽しみになってきた。震える天秤この意味が最後に理解出来た。ちなみに元妻との関係が素敵だった
読了日:09月28日 著者:染井 為人
悪逆の感想
犯罪捜査の現場の雰囲気が伝わる。館野と玉川の人間くさい会話と行動。緻密な犯罪を重ねる犯人と追い詰める刑事達。 あんなに慎重な犯人が、金塊をすぐに金に換えるところがちょっと安易かな。でも、話の展開が面白く楽しみながら読むことが出来た。
読了日:09月26日 著者:黒川 博行
歴史漫才 ヒストリーズ・ジャパン ()の感想
オーディブルを利用。まぁ軽く聞いてやるかと始めたとたん 本物の漫才。随所に歴史のコアな話から逸話までを織り込んで漫才のネタになっている。電車で聴いていたが、思わず笑ってしまった。歴史に詳しい人ならより楽しめる。もちろん全く知らなくてもOK。特に清少納言と紫式部の対決や怨霊3人組の話がおもろかったよ。もう一回聞いちゃおうかな。
読了日:09月11日 著者:オフィスインベーダー,なるせ ゆうせい
鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎の感想
大好きなお仕事本。鉄道員ってどんな仕事なんだろう。そんな疑問にバシバシ答えてくれる。そこまで言っていいのという話ばかり。一番の関心事鉄道事故。あるいは社内の不正や 痴漢の話。駅員たちの現場と本社の軋轢。駅長さんはそんなに偉くないなど。親戚に鉄道員がいるがそこまでは聞けなかった。鉄道に興味のある人ない人も必読。
読了日:09月10日 著者:大井 良
花まんま (文春文庫 し 43-2)の感想
ファンタジーは、あまり好きではない。そんな穿った感じで読み始めたが、時代背景が突き刺さった。もの悲しい話だか どんどん引き込まれていった。特に題名になっている「花まんま」危うのく読みながら泣いてしまうところだった。染み入るような話連続で辛いながら読み切ってしまった。
読了日:09月03日 著者:朱川 湊人